2009年05月31日
フィルム現像……(2005/10/25)
モノクロフィルムの現像には、Nikor製ステンレスタンクを使っていた。
父の道楽のおかげで、我が家には、タンク・リールともに、135版が2本用・4本用、120版と各種揃っていた。その模倣品がLPLなどから販売され、今では意味も分からずナイコールタイプと呼ばれているらしい。元祖を知らぬ人の方が多い時代が来たわけだ。
Nikorオリジナルの設計はかなり優れていたから、おそらく特許か実用新案でおさえられていたはずだが、たった一つ欠点があった。
それは、フィルムを巻き始めるときのストッパ(フック)がないことだ。暗闇で先端を固定することが苦手な友人の中には、明るいところでそれを済ませるのもいた。
LPLが発売した模倣品は、その欠点を補うために、ステンレス製のストッパ(フック)がついていた。
先ほど、LPLのWebSiteで現物を確認してきたが、25年前の物と同様の品を、まだ製造していた。この分野も時間が止まっている世界だ。
件のタンクやリールは、すべて大学の部室に放置してきたので、もう手元にはない。
父の道楽のおかげで、我が家には、タンク・リールともに、135版が2本用・4本用、120版と各種揃っていた。その模倣品がLPLなどから販売され、今では意味も分からずナイコールタイプと呼ばれているらしい。元祖を知らぬ人の方が多い時代が来たわけだ。
Nikorオリジナルの設計はかなり優れていたから、おそらく特許か実用新案でおさえられていたはずだが、たった一つ欠点があった。
それは、フィルムを巻き始めるときのストッパ(フック)がないことだ。暗闇で先端を固定することが苦手な友人の中には、明るいところでそれを済ませるのもいた。
LPLが発売した模倣品は、その欠点を補うために、ステンレス製のストッパ(フック)がついていた。
先ほど、LPLのWebSiteで現物を確認してきたが、25年前の物と同様の品を、まだ製造していた。この分野も時間が止まっている世界だ。
件のタンクやリールは、すべて大学の部室に放置してきたので、もう手元にはない。
Posted by p2b_b at 15:10│Comments(0)
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