バイクのおっさんとヘボ釣り

この正月休みの間に、Coolpix2100なぜよく電池切れになるのかが、やっと理解できた。

要は、CR-V3・ニッケル電池（今は廃版）・ニッケル水素電池などを動作対象にして設計しているため、アルカリ電池は動作保証外というのが原因だった。マンガン電池は論外だが、アルカリ電池が対応外なんて電機製品はめったにないから、仕様を確認していなかった。

何度も途中で電池切れという憂き目にあったが、そんなときは、古い三洋製ニッケル水素電池（2000mAh）だったり、アルカリ電池だったりしたわけだ。ニッケル水素電池は正式対応のはずだが、へたっていると起動時にこける。

ちなみに、兄弟機であるCoolpix3100に標準添付された純正電池もHR刻印入りの三洋製だが、なんと2000mAhである。充電してもすぐに使えなくなり、Nikonは対応に頭を悩ませたはず。Coolpix3200によって、この問題は克服したはずだが、忌まわしい歴史の一つだろう。

Coolpix3100は、他にもSony製CCDに起因するリコール問題も抱えていることが分かったので、電池蓋の爪割れを含め、三つの盲腸を抱えている迷機ということになる。えらいもんをつかんでしまったものだ。

幸い、CR-V3は手持ちがあったのでCoolpix3100にはこれを入れている。Coolpix2100には噂のオキシドライト電池を入れてみたら、なんとか常用できた。とどめに、パナソニックのニッケル水素電池なら相性がいいらしいと巷で噂されているので、手持ちのそれを使うつもりでいる。

今度の充電池は、経年劣化が激減したとされる「エネループ」を試してみるか。技術を小出しにする三洋は商売がうまいなあ。