バイクのおっさんとヘボ釣り

逝ってきますた。

地エビが売り切れで刺し餌に困りそうだが……orz。
とりあえず、23番ビット右を確保。

17:00からエビ撒き。明るいうちから何かあればなと期待がふくらむ。

何もありませぬ。しかし、たまに餌がなくなっている。

18:40頃に、白くなったエビが返ってきたので、穂先を注視するも、依然変化はなし。

19:00過ぎに納竿準備を始めた左隣のサビキおっさんが近寄ってきて、

「根魚狙いですか？」
「下にはハネかチヌがおるねんけど、食ってこないねん」

「こちらがたくさんアジを釣っている間に、一匹も魚を釣ってないくせに、何を言うとんや。こいつはアホか？」
とでもいうようなあきれた顔をして、彼は旅立っていった。

エビ撒き釣りを知らない、あるいは原理が分かっていない人には、会話そのものが無駄……orz。

初あたりは20:10。右の穂先が5mm下がって25cmセイゴ……orz。

こんなチビを相手にドキドキしていたのかと意気消沈しながら遠投。

20:40には、左の穂先がゆらゆら揺れて、キビレ。ちょうどタモ入れサイズぐらい。

やっぱりチヌがおった。

20:50に、右の穂先がモゾモゾ動いて、義理スズキ。いったん浮かせてからよく暴れてスリットの奥へ逆戻りで、ばらし寸前。

やっぱりハネがおった。

21:10に、右の穂先がピクリと動いて抜き上げセイゴ。後ろのネコにやりますた。

21:20に、左の穂先がゆらゆら揺れて、25cmセイゴ。もう一匹のネコにやりますた。

セイゴをネコにやったのがネプチューンの怒りに触れたのか、その後2時間、二度と穂先は動かず……orz。



※キビレは右隣にいたファミリーに差し上げた。
※黒い鯛と鱸セットが三週連続で掛かったのは、僕の新記録。ありがとうネプチューン。