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2009年04月23日

どっこんて

「じゃんけんぽん。」

そんなことばは使ったことがない。僕は、基本的に「じゃいけんでほい。あいこでほい。」で育った気がする。

押部谷へ引っ越して面食らったことばは、「往のか」とか「空がまだあかい」というようなことばだった。

前者は、「さあ帰ろうか」の「帰ろうか」にあたり、元は「往のうか」だと思われる。「はよ、往ね。」と言われても、「稲」を連想してしまい、困惑した。

後者は、「空がまだ明るい」にあたることばが、「る」の脱落によって、「赤い」と錯覚するような言い回しだった。

でも、極めつけは、「どっこんて」。小学校の仲間は、よくこれを使っていた。これが、関西一般の「じゃいけんでほい」なのだ。中学校の仲間の中には、「いんじゃんで決めよ!」という子もいた記憶があるので、押部谷もすでに言語がごちゃまぜになりつつあったころのことだ。

他には、「うらおもて、てってのて。」現在なら「ぐっぱ」なのだろうが、当時は手のひらを上に向けるか下に向けるかで、チームを二つに分ける区別とした。

「どっこんて」は播州方言とのことだが、旧明石郡の北海道のこととて、三木や明石の言語文化の流れをくんでいるのは当然と言えば当然。



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