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2008年12月29日

岩宿の発見

相沢忠洋・講談社  

私の、「生涯の書」の一つである。こんなにどきどきしながら本にかじりついたのは数少ない。

作者は、元納豆売りの行商人。日本には旧石器時代が存在しなかったとされていた時代に、桐生の赤土の崖で、黒曜石の石器を発見した。

学歴がなかったために、直良信夫(明石原人の発見者として有名。わが故郷の元住吉山遺跡[縄文後期]・大歳山遺跡[旧石器~古墳時代複合]の発見者)と同様に、当初は変人・詐欺師扱いされた。

相沢さんは、一生夢を追いつづけ、昭和の終わりに「考古学者」としてこの世を去った。

私は、彼の言う「好古学者」を続けているが、それで満足している。



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