バイクのおっさんとヘボ釣り

パーツと同じく、PC本体も安売り合戦に疲れ切ったメーカが脱落していっている。

先日、9年前の一体型PCを再生した日立。

元々はB16やB32シリーズという独自のMS-DOS用PCを製造していたようだが、DOS/V登場の流れに乗って日本語化したPC/AT機に参入。

OEM元の選択がうまかった。当時のCanon（とっくの昔に撤退）・Sony（Vio以降はAsustek）Oki（今はHPと提携）などと同様にAcerを選んだ。知る人ぞ知るAcer製PC丸投げを続けていたが、とうとう息切れ。もう秋モデルは出ない。丸投げどころか、HP製PCをそのまま売るようだ。

もちろん、HPとて台湾のOEMが大量にあるのだが……

日立は、IBMが放り出したHD部門を買い取って、赤字続きなのにいいHDを製造し続けているが、これも先行きが不明。

僕は、Quantum・Maxtorとお気に入りのHDメーカが吸収合併されていくなかで、最後の砦としてHitachiを選んだ。最近買った3台の新品HD（80GB・20GB・80GB）は、ことごとくHitachi製だ。HDの中古は間違って買うことがあるだけで、進んで買うことをやめた。

元はIBMとは言え、Quantumが松下寿製だったのと同じで、Japanの血が流れていることに安心感を覚えるからこそHitachiにこだわる。確か、IBMはかつてNECのHD工場を買い取っているはずだ。だからこそNECブランドのDTLAが世に出たのかな？

と言うものの、2か月前DOS/パラで、「120GBください」と言ったのに「これしかない」と押しつけられた160GBは、今確認したらSeagate製だった……orz。