バイクのおっさんとヘボ釣り

逝ってきますた。

実は、先週の12日にも逝ったのだが、ババタレとか、ミニメバルとか、抜き上げセイゴとか、ゴミみたいな魚しか掛からず、しかも嫌なことがあったので、メモさえしなかった。このときの釣り座は22番ビット。



右隣に、僕の釣った魚の名前をいちいち教えてくれる奇特な釣り人、それも夫婦がいて、気分が悪かった。さあ、これからと思った夕暮れ時には、旦那の方が、iPhoneだかアホフォンだか知らないが、携帯端末にあわせて大声で歌を口ずさみ、竿をかかえたまま、ついでにダンスまで始めた。

三間竿にくっつけたサビキ籠を「セーラー服と機関銃」にあわせて底にドコドコやっているのだから、3m横でズボ釣りやっている僕は、あたりの「あ」の字さえ無縁な状態……orz。

車が姫路ナンバーだから田舎者は承知の上だが、県庁所在地まで来て、迷惑行為はやめてほしい。地元でやれ、地元で。

さてさて、本題。

17:00スタート。地エビ売り切れは痛かったが、女神様の4杯を仕入れ、23番ビットの右でエビ撒き開始。



17:20の餌チェックのときに、右の竿のエビが白くなっているのに気づく。おそらくハネが食うのを躊躇してる。

17:30に穂先がコン、コンと揺れてあわせ。ガツンと抵抗を感じ、やりとり開始。なかなかしぶとくて、やっと水面まで浮かし、タモを出したら、再度スリットへ。

……orz。

錘下10cmで切られますた。

その後は、18:00台にメバルとハゼ……orz。

19:00台はあたりゼロ……orz。

20:10、左の竿の餌を換えていたら、突然右の穂先がドスン！

こんなあたりを見たのは何年ぶりかな？ラチェット音付きのリールならジャージャー鳴っているところだ。

浮かせては潜られ、浮かせては走られを繰り返し、やっと魚を御用。50cm台後半だが、大満足のやりとりだった。



納得して残りの餌を海にぶちまけ、小一時間かかって魚の捌きと納竿作業を済ませた。

交通事故レベルのまぐれとは言え、格闘に値する魚が釣れたので、来週も、まだ粘りまっする。