バイクのおっさんとヘボ釣り

逝ってきますた。

14:00には仕事を切り上げ、16:00前には指定席でエビ撒きを終えた。

ただし、2回目のエビを撒いたら、巨大客船「飛鳥Ⅱ」が出航し、変な潮の流れに……。



先週と同じく、18:00頃が初あたりだろうと高をくくっていたら、16:50には、左の竿の穂先がフワフワ。あわせは完璧で、閂に入ったものの、抜き上げ30cmセイゴ……orz。

まじめに穂先を眺めていたら、右の竿の穂先に違和感。勘であわせを入れたら、竿の胴が曲がる魚。左・右と走ったところで痛恨の鈎はずれ……orz。

2時間は食ってこないと落胆。食ってきたのは、18:10に10cmガシラ、18:40に18cmガシラ、19:15に35cmセイゴ。

周りは、まったく釣れていなかったが、さすがに土曜日。家族連れでにぎわっていた。とどめに、姫だるままで出現……orz。

21:00に、20cmガシラ。

21:20に、甲長8cmのワタリガニをタモでゲット。

22.05に、43cmハネ。



30分粘って納竿。

■20:00頃の番外

左隣で空しい修行をしていた親子が去って、息子二人連れの家族が入れ替わって釣り座に。シラサを刺し餌にして、胴付きでがんばっていた。

突然、「こら、穂先が折れてるやないか。」

おやじが大きな声で、下の息子を叱っていた。

ポカッ！

しばかれて息子は泣いていた。

「穂先は誰でも折るのに。気の毒な子や。」と思っていたら、10分後ぐらいに、その泣いていた子が、「魚、魚。大きい！」と叫んでいる。

おやじが寄っていって、取り込んだ。義理ハネぐらい。

地面で鈎がはずせずに困っていたし、暴れてるのをそのまま袋に放り込んでいたので、ついでしゃばっってしまい、

「締めたるから、貸して」
「こことここを、刺して血がドバッと出るまで……」

「あれ、A君！」「あっ、もしかして……」

26年ぶりの再会。最初の職場の知り合いだった。
おやじと昔話に花を咲かせながら、ハネを釣った弟と穂先を眺める。

悔しいお兄ちゃんは、弟がハネを釣った場所で、かなりの時間、竿を揺らしていた。

風がきついのと、もうおみやげがあるので、A君一家は21:30に退散。ただし、車で5分の距離。