2007年12月16日
備忘録……Hitachi500VG
中古で買ったので、実は正式型番をよく知らない。また、すでに知人に譲ってしまったので、倉庫にさえ残っていない。買ったのは、おそらく1998年ごろ。
仕様は、Pentium75MHz、HD500MB・メモリ8MBだった。一体型500シリーズには何種類かあるが、Pentium75MHzとGD-543xが載っていた記憶が確かなことから、500VGということにした。
持って帰って電源を入れると、HDは当然フォーマットされていたが、Biosは上がった。中古だから当たり前か……。
当時、Windows95OSR2を新規購入して余っていたWindows95のオリジナル(なんとFD版)をインストールしたところ、何とか使えるようになった。このとき、メモリは32MBに増設した。ただ、サウンドカードがマイナー製品だったので、チップベンダーからドライバを落としてきたと思う。
その後、1年近く家族がいろいろなことに使っていた。
ある時、FMV用のマザーボード(V50LA)が余っていたので、全分解して入れ替えようと思ったら、なんと代替マザーが大きすぎて物理的に入らなかった。後に、この作業はダウングレードにあたることを知ったが、その頃は何も知らなかった。ちなみに、V50LAのALi/Aladdin2よりも、オリジナルV30LCのIntel/430FX(Triton)の方が安定していたらしい。この時期のAcer製マザーの場合、最後のアルファベット2文字の意味は、LがLPX仕様で、A(ATI)やC(CirrusLogic)はVideoチップの略号だ。
ちなみに、V30LCの資料は、もうほとんどWebに残ってはいない。8年前の場合は、Acerのftpにbiosなどが残っていたが、rev違いなのかアップデートするとVGAが機能しなかった。バッチファイルを書いて旧biosの強制書き込みに成功し、元に戻せたが、一瞬頭の中が真っ白になった。
以下は、唯一残っているほぼ同じ物と思われる資料。
http://www.ssct.co.jp/testing/j-labs/test/bmemo/js1294.htm
泣く泣くマザーは元に戻したが、ジャンクおじさんゆえ、ジャンパを検証し、ベースを66MHzに上げた。
当時(1995年)のPentium75MHzは、旗艦シリーズである90・100MHzを出した後に戦略として出荷した廉価版という経緯のせいで、難なく100MHz駆動した。P54C(0.6ミクロンプロセス)の安定期に選別などやっていないのは明らか。正直者は100MHzを高価でつかまれたわけだ。Pentium1個が数万円した時代の話だから、Intelはこのときもかなり儲けたはずだ。
HDやメモリがしょぼいのだが、ほぼ同時に仕入れたCOMPAQ製の5526のアップグレードにパーツを優先させたのと、電源が弱ってきたのか、稀に画面がぶれることがあって、500VGはこのまま放置されていた。
世紀も変わろうかという頃、同居人の知りあいが「子どもの練習機が欲しい」とのことで、ごみPCは晴れて旅だっていった。
仕様は、Pentium75MHz、HD500MB・メモリ8MBだった。一体型500シリーズには何種類かあるが、Pentium75MHzとGD-543xが載っていた記憶が確かなことから、500VGということにした。
持って帰って電源を入れると、HDは当然フォーマットされていたが、Biosは上がった。中古だから当たり前か……。
当時、Windows95OSR2を新規購入して余っていたWindows95のオリジナル(なんとFD版)をインストールしたところ、何とか使えるようになった。このとき、メモリは32MBに増設した。ただ、サウンドカードがマイナー製品だったので、チップベンダーからドライバを落としてきたと思う。
その後、1年近く家族がいろいろなことに使っていた。
ある時、FMV用のマザーボード(V50LA)が余っていたので、全分解して入れ替えようと思ったら、なんと代替マザーが大きすぎて物理的に入らなかった。後に、この作業はダウングレードにあたることを知ったが、その頃は何も知らなかった。ちなみに、V50LAのALi/Aladdin2よりも、オリジナルV30LCのIntel/430FX(Triton)の方が安定していたらしい。この時期のAcer製マザーの場合、最後のアルファベット2文字の意味は、LがLPX仕様で、A(ATI)やC(CirrusLogic)はVideoチップの略号だ。
ちなみに、V30LCの資料は、もうほとんどWebに残ってはいない。8年前の場合は、Acerのftpにbiosなどが残っていたが、rev違いなのかアップデートするとVGAが機能しなかった。バッチファイルを書いて旧biosの強制書き込みに成功し、元に戻せたが、一瞬頭の中が真っ白になった。
以下は、唯一残っているほぼ同じ物と思われる資料。
http://www.ssct.co.jp/testing/j-labs/test/bmemo/js1294.htm
泣く泣くマザーは元に戻したが、ジャンクおじさんゆえ、ジャンパを検証し、ベースを66MHzに上げた。
当時(1995年)のPentium75MHzは、旗艦シリーズである90・100MHzを出した後に戦略として出荷した廉価版という経緯のせいで、難なく100MHz駆動した。P54C(0.6ミクロンプロセス)の安定期に選別などやっていないのは明らか。正直者は100MHzを高価でつかまれたわけだ。Pentium1個が数万円した時代の話だから、Intelはこのときもかなり儲けたはずだ。
HDやメモリがしょぼいのだが、ほぼ同時に仕入れたCOMPAQ製の5526のアップグレードにパーツを優先させたのと、電源が弱ってきたのか、稀に画面がぶれることがあって、500VGはこのまま放置されていた。
世紀も変わろうかという頃、同居人の知りあいが「子どもの練習機が欲しい」とのことで、ごみPCは晴れて旅だっていった。
Posted by p2b_b at 12:03│Comments(0)
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